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京都府に強いおすすめエージェント・人材紹介会社8選!
2024-02-07

京都府に強いおすすめエージェント・人材紹介会社8選!

監修者

HeaR株式会社 代表取締役 大上 諒
2016年、コンテンツマーケティング支援のサムライト株式会社に入社。同社で30社以上のメディア運営に携わったのち、新規事業の責任者として複数の事業立ち上げに従事。
2018年にHeaRを設立し、累計100社以上の採用支援に関わる。「青春の大人を増やす」をミッションに複数のHRサービスを展開中。

編集者

HeaR株式会社 編集部
採用のプロフェッショナルが複数在籍し、採用戦略・ブランディングから実行までを一貫で手がけるHeaR株式会社。
著者の詳しいプロフィール

目次

全国で2万社を超える人材紹介会社の中で、地域密着型のエージェントや会社の近くに位置するエージェントを探す企業が増えております。そこで今回は京都府に強い人材紹介会社をまとめました。合わせて、人材紹介会社からの推薦数を増やすコツや注意点なども紹介していきます。

人材紹介とは

1-1. 人材紹介の仕組み

人材紹介とは、人材紹介会社に登録している求職者のなかから自社にあった人材を送客してもらえるサービスを指します。具体的には以下のようなフローで人材紹介会社と採用活動を進めていきます。

  1. 人材紹介会社(RA)と商談
  2. 契約書締結
  3. 企業情報や採用要件などを共有して、人材紹介会社が求人票を作成
  4. 人材紹介会社から自社にあった人材を推薦してもらう
  5. 書類選考
  6. 面談(複数回)
  7. 内定
  8. 入社
  9. 成果報酬の支払い

1-2. 人材紹介にかかる費用

人材紹介サービスの料金体系は、一般的に成果報酬が主流です。紹介してもらった求職者が内定承諾をして、実際に企業に入社することで料金発生が確定します。

支払うべき料金は採用された求職者の年収に基づいて計算され、現在の相場は年収の30~40%です。例えば年収400万円の人材が入社した場合は、120〜160万円の成果報酬となります。

しかし、入社した求職者が早期退職するリスクも存在します。このような状況を考慮して、人材紹介会社は短期間での離職が発生した場合には支払った料金の全額または一部を返金する規定を設けていることが多いです。これにより企業側のリスクを軽減し、より安心して人材紹介サービスを利用することができます。

1-3. 人材紹介経由の採用で追うべき3つの指標

人材紹介経由の採用が上手くいっている企業とそうではない企業の違いは以下3つの指標です。

  • 契約社数
  • 一社あたりの紹介人数
  • 推薦者の歩留まり(紹介の質)

エージェント側も多くの企業を担当しているので「自社に紹介したい」と思ってもらえるような関係構築が必要です。後章で指標を向上するためのエージェント開拓・コミュニケーションについて紹介します。

京都府の採用市況感

2-1. 京都府の有効求人倍率

令和5年12月の府内の有効求人倍率の状況によると、2023年12月時点の京都府における全職種の平均有効求人倍率は1.28倍です。有効求人倍率が1を超えるということは、求職者数よりも求人件数が多いこと(=採用難)を表します。企業側は「求職者を選ぶ」から「求職者から選ばれる」への意識転換が必要です。

2-2. 京都府の採用動向

京都の採用動向は地域特性に強く影響されています。主に伝統産業や観光業が盛んで、これらの分野の求人が相対的に多いです。また学術・研究機関の存在も大きく、専門技術や研究職の需要が高まっています。

新型コロナの影響で観光業界は一時的に減速しましたが、回復傾向にあります。IT分野も成長しており、テレワークの普及に伴い、新しい働き方が注目されています。京都ならではの文化と技術の融合が採用動向に新たな動きをもたらすことでしょう。

人材紹介を利用するメリット・デメリット

3-1.メリット

人材紹介を利用することのメリットを4つ紹介します

自社に合った人材を採用できる人材紹介では、エージェント(RAやCA)が求職者と企業の両者に詳細なヒアリングを行います。企業の採用要件と求職者の就職要件をどちらも考慮したうえで、自社にマッチしている人材を紹介してもらえるため、求める人物像に限りなく近い人材を採用することが可能です。

認知度が低い企業でも採用できる可能性が高い認知度が低い企業は、求人サイト経由の応募数が伸びづらい傾向にあります。しかし人材紹介ではエージェントが求職者に対して企業紹介を丁寧に行うため、企業の認知度に関わらず応募を集めることが可能です。そのためには日頃から各人材紹介会社と関係構築を行い、「御社に紹介したい」と思ってもらうコミュニケーションが必要です。

採用が成功するまで費用がかからない人材紹介は成果報酬型のサービスです。そのため採用が成功し、求職者が入社にいたるまで費用は発生しません。初期費用・月額費用をかけずに自社に合った人材を採用することができるため、採用予算を効率的に活用できます。

採用担当者の工数削減採用活動を全て自社で行うと、求人票作成や書類審査、面接などで膨大な業務量になります。人材紹介を活用すると、母集団形成や一定のスクリーニングは事前に完了した状態で求職者を紹介してもらえるので、採用担当者の工数を削減することが可能です。自社の採用要件を丁寧にすり合わせるほど工数も削減されることでしょう。

3-2.デメリット

人材紹介を利用することの懸念点を3つ紹介します

費用が割高になる可能性

人材紹介の費用は、成果報酬です。年収の30~40%の費用が採用した人数分だけ必要となります。人材紹介経由で年収400万円の人を10名採用した場合は、1,000万円以上の費用がかかります。人材紹介経由で複数人採用する場合は他の採用手法と比べて費用が割高になる可能性があるため、人材紹介経由の予算と採用要件は事前に言語化しておきましょう。

自社に採用ノウハウが蓄積されない

メリットで紹介した「採用担当者の工数削減」の裏返しですが、自社で行う採用業務が少なくなります。母集団形成やスクリーニングの一部を外注するため、採用ノウハウが蓄積されないことが懸念点となります。全てを紹介会社に任せきりにするのではなく、積極的にエージェントと伴走した採用活動を推進していきましょう。

採用が長期化する可能性

人材紹介からすぐに求職者を紹介してもらえるとは限りません。特に採用要件が高い場合や採用条件が良くない場合は、エージェントも積極的に推薦してくれません。採用要件や条件面を妥協できない場合は、長期的な採用を視野に入れる必要があります。

京都府でおすすめの人材紹介会社8選

京都府で実力・実績がある人材紹介会社を8社ご紹介

株式会社ワークオン

所在地:京都市中京区烏丸通四条上ル笋町688 第15長谷ビル5F

企業URL:https://www.kotonokoto.jp/

特徴:

  • 京都専門の人材紹介会社(常時750~850社の企業と取引)
  • 求職者プロフィール(職種別) 
  • 31%:技術系(機械・電気・ソフト・素材) 
  • 29%:管理部門系(人事・経理・総務など) 
  • 16%:営業系 
  • 13%:技術系(IT・通信・Web)

京都信用金庫(京信人材バンク

所在地:市下京区四条通柳馬場東入立売東町7番地

企業URL:https://kyoshin-jinzai.jp/

特徴

  • 成果報酬が年収×10%〜と低価格(職種によって変動)
  • 京都信用金庫と提携している各人材紹介会社を活用して採用することも可能
  • 副業・業務委託の採用も可能

株式会社コムライズ

所在地:京都市中京区麸屋町通二条下る尾張町225番地 第二ふや町ビル4F

企業URL:https://www.comrise.jp/

特徴

  • 医療・福祉系専門職の人材紹介サービスを展開
  • 対象職種:医師、看護師、保健師、助産師、薬剤師、介護福祉士、 社会福祉士、介護支援専門員、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師、 あん摩マッサージ指圧師、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学士 など
  • 福祉求人メディアも展開中

株式会社ステージ

所在地:京都府京都市下京区烏丸通四条下る水銀屋町620 COCON KARASUMA 4F

企業URL:https://stage-kyoto.com/

特徴

  • 技術系専門職や経営管理職をはじめとするハイレベルな人材領域の実績が豊富
  • 産婦人科医師の支援実績も豊富
  • アスリートキャリア支援事業を展開し、企業とアスリートをマッチング |

アイスタッフ株式会社

所在地:京都府宇治蔭山78番地24

企業URL:https://www.istaff-uji.com/

特徴

  • 京都府宇治市を中心に地域密着型の人材紹介・人材派遣を展開
  • 求職者に対してマナー教育や安全衛生教育などを実施
  • アウトソーシング事業も展開 |

株式会社ヒューマンサポート

所在地:大阪市中央区安堂寺町2-4-15 スギコビル6F

企業URL:http://human-spt.co.jp/

特徴

  • 成果報酬が年収×10%〜と低価格(職種によって変動)
  • 事務職/技術職/営業・販売職/美容部員・エステティシャン・ドライバーなどが得意
  • 人材派遣やアウトソーシング事業も展開中 |

株式会社ドリームラボ

所在地:大阪府大阪市北区万歳町4番12号 浪速ビル

企業URL:https://dream-lab.work/

特徴

  • 飲食業界、製菓・製パン業界が得意
  • 飲食業界、製菓・製パン業界専門の求人サイトを自社で設計・運営
  • 求職者に対する転職支援事業も運営しているためマッチング率が高い |

有限会社京都コンサルタント

所在地:京都府京都市伏見区納所北城堀7-29

企業URL:http://kyotoconsultant.net/

特徴

  • ホテルやレストランをはじめとする「ホスピタリティ産業」が得意
  • 採用人物の言語化や評価まで一気通貫で支援可能 |

エージェント開拓・コミュニケーション方法

人材紹介を巻き込んだ採用活動を成功させるためには、以下3つの指標を高める必要があります。

  • 契約社数
  • 1社あたりの紹介人数
  • 推薦者の歩留まり(紹介の質)

各指標を高めるためのエージェント開拓・コミュニケーション方法のコツを紹介していきます。

エージェント開拓

契約エージェント数を増やす活動です。採用ターゲットによって開拓すべきエージェントも異なります。相性が悪いエージェントとの連絡・商談が増えると時間対効果が悪くなるため、自社の採用ターゲットにあった企業を探しましょう。

  • 職種別:営業職に強いエージェント or 厨房職に強いエージェント など
  • 地域別:一都三県に強いエージェント or 北海道に強いエージェント など
  • 経験別:ジュニアクラスに強いエージェント or シニアクラスに強いエージェント など

エージェント向けドキュメントの制作

エージェントが紹介したくなる情報を掲載した資料・ドキュメントを制作する業務です。

  • 書類通過率/内定承諾率
  • 内定承諾者情報(定量/定性)
  • 選考辞退理由

などを記載しておくとエージェントが紹介しやすくなり、紹介数・質向上が見込めることでしょう。

エージェント向けアンケート

エージェントのニーズや意見、フィードバックを収集する手法です。アンケートを通じて、エージェントの現在の満足度や要望を把握し、サービスの改善や新しい取り組みの方向性を設定することができます。

  • 例:◯◯職採用における想起集合の状態(最上位/上位/下位)
  • 例:求職者へのプッシュポイントの理解度を数値化
  • 例:エージェントコミュニケーション量・質を数値化

エージェント向け説明会

エージェントとの関係を深めるための、情報提供や交流の場を設ける活動です。採用活動の状況や新規事業の紹介、エージェントの疑問や懸念を解消するためのセッションなど、相互の理解を促進することを目的としています。コロナが落ち着いた最近は、オフィスに招いて会社見学会も合わせて行う企業が増えています。

エージェントとの1to1コミュニケーション

エージェントとのコミュニケーションを行う業務。定例ミーティングや都度の連絡で以下のようなコミュニケーションを取ることで紹介数・質向上を狙います。

  • 推薦者の擦り合わせ推薦者のマッチ度を擦り合わせることでエージェント側の解像度が上がり紹介数・質が向上
  • 採用情報のアップデート共有採用情報の都度共有することでエージェント側の想起集合に入り紹介数・質が向上
  • 紹介促進の連絡ストレートに紹介依頼をすることで紹介数・質が向上

エージェント分析

エージェントごとのデータや活動を分析する業務です。紹介数が多い企業・歩留まりが良い企業を可視化することで、関係構築すべきリソースの最適化を図ります。HeaRが提供している「HITOME エージェント」では様々な指標を可視化することが可能です。

  • 例:エージェント毎の紹介数
  • 例:エージェント毎の書類通過率
  • 例:エージェント毎の決定率

人材紹介会社にとってはならない行動

1. 低い紹介料の提示

エージェントへの報酬を抑えることは推奨されません。エージェントも売上を向上させたいと考えているからです。

例えば通常35%の報酬で契約しているエージェントに対し「全エージェントに30%でお願いしているので…」と5%値切りする形で依頼するとします。

たった5%の差でも、年収500万円の人材が採用された際には、

年収の30%・・・150万円の成果報酬年収の35%・・・175万円の成果報酬と25万円の差になります。

企業としてコストを抑えたいのは理解できますが、報酬の低さが理由で注力企業から外れ、優秀な人材の紹介が遅れる可能性もあるため注意が求められます。

2. コミュニケーション不足

コミュニケーション量が少ないのも問題です。エージェントの注力企業に入るためにはコミュニケーションを密に取り、協力する姿勢が重要です。

コミュニケーション量が少なく、最新情報を共有しないままでは、

  • 注力企業に入れない
  • 紹介数が増えない
  • 自社とマッチした人を紹介してもらえない

など、悪循環に陥ります。

定期的に情報交換を行い、採用の質を向上させる努力が必要です。

3. ノルマ設定

「今月は〇〇名の紹介をお願いしますね」とノルマを提示するのは逆効果となります。

指定された人数の紹介を目指そうとすると、ターゲットから外れた人材も紹介せざるを得なくなることがあります。

これにより採用につながらなかったり、採用されてもすぐ離職する人材が出たりと、企業とエージェント双方にとって無駄な人件費が発生することになります。

双方にとって良い結果を得るためには、ノルマを提示するのではなく、紹介しやすい企業としての評価を高める努力が効果的でしょう。

まとめ

今回は京都府の人材紹介サービスを紹介しました。自社に合いそうな企業の開拓・関係値構築を図ってみてください。

一方、全エージェントとコミュニケーションを取る工数が不足している企業も多く存在します。HeaRではエージェント開拓・コミュニケーションを代行し、紹介数・質ともに高めることが可能です。人材紹介の活用にお困りの際はHeaRにご相談ください。