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「葬式をパーティーにする」!? 人生の目標を叶えるため生きる、デジタルマーケターの挑戦。#私の青春
2022-02-28

「葬式をパーティーにする」!? 人生の目標を叶えるため生きる、デジタルマーケターの挑戦。#私の青春

監修者

HeaR株式会社 代表取締役 大上 諒
2016年、コンテンツマーケティング支援のサムライト株式会社に入社。同社で30社以上のメディア運営に携わったのち、新規事業の責任者として複数の事業立ち上げに従事。
2018年にHeaRを設立し、累計100社以上の採用支援に関わる。「青春の大人を増やす」をミッションに複数のHRサービスを展開中。

著者

HeaR株式会社 編集部
採用のプロフェッショナルが複数在籍し、採用戦略・ブランディングから実行までを一貫で手がけるHeaR株式会社。
著者の詳しいプロフィール

目次

青春する大人が増えれば、社会はもっと素敵になる。そんなHeaR株式会社のパーパスに共感してくれた方をお招きしておとなになって感じる「青春」について伺う、シリーズ、"私の青春”。今回は、株式会社BLAMのマーケター、岡本さんにお話を伺いました。


岡本祥平(オカモト ショウヘイ)

31歳。東京生まれのO型。新卒で入ったテレビのADを5ヶ月で退職。直後は、フリーランスのカメラマンとして活動。その後、当時のGoogle合同会社にてアカウントストラテジストとして広告代理店や広告主の広告運用支援を行う。次に、都内のベンチャー企業で運用コンサルタントとして人材業界や不動産業界をはじめ複数業界の支援を行いながら、採用戦略の推進や自社オウンドメディアの立ち上げに従事。2019年より、現在の株式会社BLAMにて運用チームのディレクターとして複数媒体を横断した広告運用支援を行っている。特にGoogle/Yahoo!/Facebook/Twitterなどの運用を得意としコンテンツマーケティングやライティングまで幅広く対応中。

【趣味】エモい事、キャンプ、バイク、サバゲー、カメラ、料理、カクテルつくりなど



「葬式をパーティーにする」。その言葉の真意とは


田島:

岡本さんのTwitterのトップ画像、実はずっと興味深く見てたんです。「葬式をパーティーにする」。これ、めちゃくちゃいい言葉だな、と思って。今日はこの辺のお話も含め、いろいろ伺いたいと思います!



岡本さん:

よろしくおねがいします! 僕は今31歳で、ここまでちょっと変わったキャリアを歩んできました。新卒ではテレビ業界のADをやっていたんですが5ヶ月で退職。直ぐにフリーランスでカメラマンを始めたのですが上手く行かず……


田島:

そうだったんですね! テレビ業界、やはりとても厳しいイメージ……。そこからどうしてマーケティングの道へ?


岡本さん:

カメラマンをやりながら、派遣とかでもお仕事をさせてもらっていたんです。その時に、Googleの契約社員の募集があって、働き始めました。そこが僕のマーケティングの入り口です。いわゆる、正社員としてずっと頑張るようなキャリアでは無かったんですよね。


田島:

今は株式会社BLAMさんでマーケティングをされてるんですよね。お仕事について教えて下さい。


岡本さん:

事業内容としては、広告代理事業とマーケティング教育事業がメインです。あとはデジタルマーケティングに特化した複業のプラットフォームもやっています。僕は広告代理事業のディレクターとして、お客様を一緒にお客さんの叶えたいものを実現する仕事をしています。


田島:

マーケティングを「お客様の叶えたいものを実現する」って言うの、凄く良いですね! ……ところで、「葬式をパーティーにする」とは……?


岡本さん:

僕の人生の最大の目的です。僕の中で、「120%生き切った人のお葬式で誰かが泣いているのでおかしくないか?」という価値観があるんです。笑って送り出せるのが一番素敵。そうするために、自分がどういった事を大事にしていくべきか、というのをいつも考えているんです。


田島:

なるほど……。実は私、今日のインタビュー時点で近親者を亡くした経験がまだ無いんです。ただ、もし身近な人が亡くなったとしたらその打撃って計り知れないな、と思っていて。でも言われてみれば、私が人生やりきって往生したとき、葬式に来てくれる人たちが笑ってたら素敵だなあ、と思います。


人生で大事にしたいことをやりきれば、自分の意志は誰かに伝わる


田島:

お葬式をパーティーにするために人生の目標を探し、追う。そんな岡本さんにとっての「大事にすべきこと」はなんですか?


岡本さん:

一つは、表現者として恋人の個展を開くことです。自分の愛した人が生きてきた軌跡を写真家として残したいと思っています。


田島:

素敵すぎる……


岡本さん:

もう一つは、小中学生にお金と人生を学べる塾を開く事です。大人になることに憧れられない子どもたちを一人でも減らして、「誰かに敷かれた人生」ではなくて、「自分で決めた道を生きられる強さを持った子供」を一人でも増やしていきたいって思うんですよね。


田島:

ふむふむ、そうですね。将来の夢を持てなかったり、おとなになったら「仕事をしなきゃいけない、つらい」と思っている子供が減っていくと良いな……というのは本当にそう思います。


岡本さん:

僕がとても影響を受けた心の師は吉田松陰先生なんです。


田島:

お、松下村塾ですね。歴史でやりました。


岡本さん:

吉田松陰の死生観は、「自分が死ぬところから逆算して何をすべきか」という考え方なんです。自分がどういう人間なのかを考えよ、という教え。たとえば現代の子どもたちで言えば、本当にやりたいことがあるなら高校卒業しなくても、大学卒業しなくてもいいんですよ。無責任に生きるというわけではなくて、自分を死を考えたうえで何をしたいか。その選択肢がもっとあってもいいって思うんです。


田島:

大学中退の自分としては凄く染みる言葉です。今はまだ、学歴は一人前の証拠、みたいな感じですもんね。


岡本さん:

「お医者さんになりたい」「弁護士さんになりたい」みたいな職業ベースじゃなくて、僕みたいに「恋人の個展が開きたい」みたいな夢を持ち、それを叶えることができれば「お葬式をパーティーにする」も実現すると思うんです。大事なことは自分の死をイメージする事。その上で「どうやったらガッツポーズをして死ねるのか」を意識することだって思ってます。


田島:

やりたいことを見つけて、そのために努力する一生を送る。そんな人が増えたら素敵ですよね。岡本さん自身が、吉田松陰の思想や「葬式をパーティーに」という考えにたどり着いた原体験はなにかあるんですか?


岡本さん:

テレビ会社を辞めて、フリーランスになった時は本当に辛かったんです。大学時代、僕はいわゆる「意識高い系」でした。学生団体をやって、夢を語って。でも、社会人になるとやっぱり、理想と現実のギャップに苦しんだんです。仕事をやめてフリーランスになったは良いけれど、営業のやり方も知らない、つてもない、とても困窮しました。


田島:

理想と現実のギャップ。夢を語っていた岡本さんですら、それに悩んだんですね。


岡本さん:

日雇いしたり、歌舞伎町で働いてなんとか食いつないで。僕の人生の中では本当にどん底でした。かつては夢を持って「世界を変えたい」と言っていたのに、当時の僕はそういう夢を持つ人を見ると、「お前ひとりで何が出来るんだよ」と蔑むくらいには荒んでいました。本当に自分が生きていて良いのか……と悩む中で、吉田松陰の「覚悟の磨き方」に出会ったんです。それによって、パラダイムシフトが起きました。大事なことは、何かを成すことではなく、何を伝え続けることなんだと。


田島:

伝えること。そうですね、伝えることは出来ても、「伝え続けること」ができる人は稀有です。逆に言えば、それができれば誰かに伝わって、意思は繋がっていく。


岡本さん:

吉田松陰自身は、明治維新を興したわけではないんです。その前に斬首刑になっています。でも、結局吉田松陰の意思を引き継いだ人たちが新たな日本を作ったんですよね。それを見た時に、「何代先になっても自分が伝え続けた夢がかなったら、それは僕の夢がかなったのと同じだ」と思えるようになったんです。それなら自分も世界を変えられるんだと考えるようになりました。


田島:

世界を変えたい、というのは本当に多くの人が持つ志ですが、現実ではそんなに簡単ではありませんよね。そのなかでも、伝え続けて後世の誰かがその意思を継いでいけば、「叶う」。強い思想だと思います。


岡本さん:

それを知ったら、「やるぞ」と力が湧きました。吉田松陰の死生観に則り、死から自分のやりたいことを逆算した時に自分のやりたいことが定まっていったんです。……ほら、お葬式って誰かが泣いてるイメージがあるじゃないですか。


田島:

そうですね。みんなでハンカチで涙を抑える光景。


岡本さん:

僕、自分の葬式でEDMとか流してほしいんです(笑) 僕を知る人達が、笑顔で送り出してくれるように。僕の意思を次の世代が引き継いでくれるように、生き切ります。葬式ではビデオレター残して、「次(生き切るの)はお前らの番だぞ」って言いたいです(笑) 


人々が新たな自分を見つけ、自己実現していくためにできること


田島:

なんだか胸に来るお話です。岡本さんにとって、「青春」を感じる瞬間ってなんですか?


岡本さん:

僕はもう、カメラマンとして食っていこうとは思っていないんです。でも、写真の活動は続けています。僕が撮る写真のテーマは「日常の幸せ」。その人も知らない自分を、写真を通して見せたいんです。


田島:

ファインダーを通すと、「自分ってこんな顔で笑うんだ」ってびっくりすることありますよね。


岡本さん:

そうなんですよ。本人がコンプレックスだと思っていところって、すごく素敵な個性だったりするんです。表現者としてカメラで撮り続けること、その人自身が知らない魅力を表現し続けること。撮られた写真を見た時に、「ちょっと素敵だな、明日はもう少しおしゃれしようかな」みたいな気分になってほしいんです。これをやり続けられているのが青春ですね。


田島:

すっごく素敵だと思います……! 岡本さんが撮った写真、どれも生き生きしていますね。




よく作品撮りに協力してくれる被写体さんの「のあさん」

https://www.instagram.com/noa.s_mg/


調理師で夢は自分のお店を持つことの「すざく」

https://www.instagram.com/zzzaku1.2/



とても信頼できる同僚の「なると」

https://twitter.com/narutoBLAM



田島:

なんというか、今を生きる人々が精一杯生き切って、葬式をパーティーにするためには、解決すべき社会課題って多いと思うんです。今の岡本さんのお仕事や活動は、どんなふうに社会課題にチャレンジしていますか?


岡本さん:

株式会社BLAMでは、今、KAIKOKU(カイコク)という複業プラットフォームをやってるんです。複業のプラットフォームって、そのまま社会課題に直結しているな、と思っていて。


田島:

なるほど……?その心は。


岡本さん:

今、社会には働くことがつらいって人も多いじゃないですか。でも、人生の8割は仕事。誰とどういう事をやるのか、ってすごく大事だと思うんです。仕事の質が人生の質を上げることだと信じています。だからこそ、金銭を得るためだけの「副業」ではなく、自己実現を加速させるため活動であり、複数の意味を持つ「複業」を主とするカイコクというプラットフォームは、そこで活動するメンバーの皆さんの目標や人生をより彩る事が出来る。その場づくりは「仕事は辛いものだ」という社会課題を解決する一助になると考えています。


田島:

そうですよね。一緒に働くこと、やりたいことに取り組めることって、すごく素敵なことだと思います。


岡本さん:

僕は株式会社BLAMで、「会社を創りに行ってる」と思ってるんです。デジタルマーケティングをやっていてなんですが、自分自身がデジマに凄く向いているかとそうでもないんですよね。でも、代表が描いている夢に共感して会社にいるから、毎日夢中で働けています。例えば会社が上場するぞ、ってなった時に、「働いてたらなんとなく上場しちゃった」ではなくて「自分たちの力で上場させたんだ」と自分も含めメンバーみんなが思えることが僕の青春なんです。


田島:

うんうん。そういう会社に出会えることって、本当にラッキー……ラッキーで片付けてはいけないのかもしれませんが、恵まれたことなんですよね、今の社会では。


岡本さん:

だからこそ、複業という手段を使って可能性を広げていくことは、人生の目標を叶える手段になりえると思っているんです。複業プラットフォームのユーザーさんにアンケートをとると、「お金のためにやっている」っていうひとは意外と少ないんですよ。


田島:

そうなんですね……! 皆さんやりがいやスキルアップを求めて複業をしているんですか?


岡本さん:

そうなんです。自己実現のために複業している人達も増えている。色々な人の自己実現を支えて、「お葬式をパーティー」にできる人が増えていけばいいと思っています。



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マーケティングDXの「株式会社BLAM」

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