ホーム
>
ノウハウ
>
採用ブログ
>
エンジニアの採用広報とは?採用広報のメリットや具体施策を5つご紹介!
2022-10-07

エンジニアの採用広報とは?採用広報のメリットや具体施策を5つご紹介!

監修者

HeaR株式会社 代表取締役 大上 諒
2016年、コンテンツマーケティング支援のサムライト株式会社に入社。同社で30社以上のメディア運営に携わったのち、新規事業の責任者として複数の事業立ち上げに従事。
2018年にHeaRを設立し、累計100社以上の採用支援に関わる。「青春の大人を増やす」をミッションに複数のHRサービスを展開中。

編集者

HeaR株式会社 編集部
採用のプロフェッショナルが複数在籍し、採用戦略・ブランディングから実行までを一貫で手がけるHeaR株式会社。
著者の詳しいプロフィール

目次

採用広報とは

採用広報とは、母集団形成や候補者の志望度を高めるといった採用上の目的を達成するために行う広報活動のことです。

求人票だけでは伝えきれない具体的な事業や仕事の魅力、社内の雰囲気や社員の人柄、企業理念などを企業自ら発信していき、求職者に伝えていくのです。

テキストが中心であることが多いですが、画像・動画・音声など各社さまざまなツールを使用しながら、求職者へのアピールを行っています。

採用広報が注目される理由

求職者が求めるものの変化

これまでの人々が仕事を選ぶ決め手は、給与や企業の安定性といった求人や会社情報を見ればすぐわかるものがほとんどでした。しかし、現在は自分の能力を活かせたり、自分の人生を充実させられる働き方ができたりといったことを求める人も多くなりました。

少し前の調査にはなりますが、実際に平成25年度 厚生労働省白書でも、会社の選択理由としては「仕事がおもしろいから」「自分の能力・個性が活かせるから」、働く目的としては「楽しい生活をしたい」「社会のために役に立ちたい」との回答が増加しているとの結果も出ています。

このようなことを判断するためには、一般的な求人票の情報だけでは不十分です。一方採用広報を行えば、さまざまな角度からもっと深く自社のことを伝えられます。そのため、求職者の判断軸となる情報を提供できると注目されているのです。

採用難易度の上昇

求職者が求めるものの多様化や人材不足を背景に、採用難易度が高まっています。特にエンジニアの場合は需要が増大していることもあり、特に採用が難しい状況が続いているのが現状です。

このような状況下では、転職顕在層にだけアプローチしているのでは採用が難しくなってしまいます。採用広報を続けていれば、転職活動を実際に行ってはいない転職潜在層に自社のことを認識してもらうことができます。そして、転職を考えた際に思い出してもらう状態を作ることで、優秀なエンジニアを採用しやすくなる手法としても、採用広報は注目されています。

採用活動のオープン化の流れ

SNSや口コミサイトの誕生により、企業の採用活動もオープン化が求められるようになりました。情報をオープンにしている企業は求職者側から透明性の高い誠実な会社と思われることが多く、好印象に繋がることから、採用広報を強化する企業が増えてきています。

また、多くの企業が情報をオープンにすることで、逆にオープンにしていない企業がネガティブにとらえられるリスクも。そのため企業の情報のオープン化がさらに加速し、それに伴って採用広報も注目を集め続けています。

エンジニアの採用広報のメリット

認知度と応募数の上昇

採用広報を行うことで、自社のコンテンツがエンジニアの目に触れる機会が増加し、まず認知度の向上に繋がります。

認知度が上がってくると、求人の反応が増えたり「あの会社募集しているらしいよ」といった口コミも期待できたりと、母集団形成にも寄与します。

また、認知度が高い有名な企業となれば、ダイレクトリクルーティングでも認知度の低い企業より有利になるなどの副次的な効果も期待できます。

ミスマッチ軽減

採用広報を通じて自社の社風や価値観を発信することで、ミスマッチの防止にも繋げることができます。

発信している記事を見て、カルチャーが合わないと感じる候補者が応募してくることはあまりないでしょう。

もし採用広報記事での発信内容を知らない候補者から応募があったとしても、カルチャーを表す記事を面談・面接前に共有すれば、自社に合わない候補者は辞退する傾向にあるため、ミスマッチを防ぐことができるのです。

採用力の強化

採用広報を行うことで自社の魅力や強みを再発見でき、採用力の強化に繋がります。また、記事に対する反応から求職者に響く自社の魅力を推し量ることができるというメリットもあります。

エンジニア採用広報における5つの具体施策

Wantedly

Wantedlyは、若手エンジニアを採用したい企業であれば必ず使うべきサービス。登録者に占めるエンジニアの割合は3割以上、20代も4割以上と、若年層のエンジニアがとても多い媒体です。

ストーリーと呼ばれる採用広報記事を投稿できるだけでなく、企業の想いや価値観に特化した求人票やスカウトメッセージも利用でき、さまざまな採用手法に一元的に取り組めるサービスです。

以下の企業を中心に、日々さまざまな採用広報記事が公開されています。

株式会社マネーフォワード

「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というミッションのもと、お金に関するさまざまなサービスを提供している株式会社マネーフォワード

社員インタビューや対談を中心に、役員のメッセージや半期総会のレポートなど幅広いコンテンツを、コンスタントに発信し続けています。

ウォンテッドリー株式会社

Wantedlyを運営するウォンテッドリー株式会社では、Wantedly上でテックブログを運営しています。

更新頻度が非常に高く、エンジニアが積極的に発信する文化が根付いていることが窺えます。内容も、具体的な実装した技術の話はもちろん、社内研修の様子やイベントレポートなどバラエティに富んでいます。

note

noteは、500万人以上が利用するメディアプラットフォームです。

Wantedlyと同じくテキストが中心となる媒体ですが、キャリアSNSと銘打つWantedlyに比べると、キャリアについて考えていない人も閲覧しているため、Wantedly以上に転職顕在層よりも転職潜在層が多いと考えられ、より長期的な目線での施策となりそうです。

また、noteはアカウントがなくても見られるため、離脱リスクが低いという特徴があります。Twitterとの連携も強いため、Twitterとの合わせ技で運用していくのがおすすめの媒体です。

noteでは、以下のような企業が発信を続けています。

株式会社ユニラボ

受発注プラットフォームを運営するユニラボ。

noteでは、エンジニアが技術や開発の裏側を発信するエンジニアブログをはじめ、社内のリアルを伝える採用広報コンテンツが多数掲載されています。

フラー株式会社

デジタル推進を支援するフラー株式会社では、フラーのデジタルノートを運営しています。

このnoteでは、MVPを獲得した社員へのインタビューやオフィスのある街の紹介などフラーらしさが伝わるコンテンツを中心に発信されています。

また、新卒採用にかける想いも記事になっており、求職者の心に訴えかけるようなメディアとなっています。

エンジニア採用ページ with Notion採用サイト

すでに採用サイトを持たれている企業さまも多いかと思いますが、専門性の高い職種であるエンジニアの場合は、全体に向けた採用サイトではエンジニアが求める情報をカバーしきれないことがあります。

そこでおすすめなのが、Notionを利用してエンジニア専用の採用ページを作ることです。Notionであればノーコードで簡単かつ小さいコストで作成できますし、なにより情報の更新もNotionを更新するだけで完了するので情報の更新が多い採用ページの作成には最適です。

エンジニア採用ページを作ることで、エンジニアが求める情報を過不足なく伝えることができ、志望度の向上に寄与します。

株式会社Gaudiy

株式会社Gaudiyのエンジニア採用ページには、技術スタックや開発環境、開発カルチャーなどエンジニアだからこそ知りたい情報が網羅的に掲載されています。

採用広報記事やテックブログのリンクも散りばめられており、採用ページ以外の採用広報施策との連携も強く、情報の密度が高いサイトになっています。

テックブログ

テックブログとは、Webサービスなどを運営する企業がエンジニアが自社で使っている技術や開発環境などを紹介するブログのこと。

自社メディアで行っている企業もあれば、noteやはてなブログなどを使う企業もあり、使用するツールはさまざまです。まずは気軽にスタートしてみたい場合や、コストを抑えたい場合であれば、noteやはてなブログなどがおすすめです。

採用だけのための施策ではないですが、エンジニア採用においても非常に効果が高いです。エンジニアは転職で、給与・職場の雰囲気とともに技術力を重視する傾向があります。テックブログで自社の技術力をアピールすることで、エンジニアに優れた技術を持つ企業と思ってもらい、応募や意向醸成に結びつけましょう。

ここからは、テックブログを運営する上で大事なポイントを解説します。

KPIを重視しすぎない

最初からPV数や読了率などを追いかけすぎてしまうと、エンジニアの更新意欲を削いでしまう可能性があります。

まずは、更新頻度を重視するのが成功のコツです。定期的な更新によりテックブログ運用を軌道に乗せるには、執筆者でエンジニアが楽しめていることが重要です。

そのため、まずはエンジニアが「これを書きたい」と思うトピックで執筆してもらうことからはじめ、軌道に乗ったタイミングで徐々に効果検証をはじめてスタートさせましょう。

採用における現状とテックブログの目指すところを整理しておく

採用に課題があるといっても、その課題は認知されていないことなのか、それとも認知はされているのに応募が少ないことなのか、はたまた選考の離脱率が高いことなのかなど、企業によって課題は異なります。そしてもちろん、その課題によって書くべきコンテンツも変化します。

自社の課題はどの部分なのか、テックブログを通じてどんな課題を解決したいのかを整理しておくことで、目的に沿ったテックブログ運営ができます。

エンジニアと人事の連携を強める

テックブログはエンジニアが手を動かす施策であるため、エンジニアチームとの連携が欠かせません。

企画会議についても、エンジニアと人事の両方が出席した上で企画を決めていくのがよいです。採用への知見が深い人事と、技術のことや候補者の心情をよくわかっているエンジニアが共に企画案を話し合うことが、よりエンジニアに響く企画を作ることに繋がります。

リリースされた記事は必ず拡散する

リリースされた記事の拡散にはTwitterが最もおすすめです。拡散力が強いSNSであるため、よい記事であればエンジニア界隈で話題となり認知を大幅に高められる可能性も。

テックブログとそのほかのサービスをうまく組み合わせて、効果を最大化していきましょう。

イベントへの開催・参加

自社単独や共催でウェビナーを行うのも採用広報施策としておすすめです。

より優秀な人と働いて技術力を高めたいエンジニアも多く、ウェビナーで有益な情報を提供できればそれをきっかけに応募意欲が高まることもあります。

また、予算が潤沢にある場合は、カンファレンスなどのイベントに出展したりスポンサーになったりするのも、一気に認知度を上げることができて効果的です。

ウェビナーやカンファレンスに出席するエンジニアは技術を磨くことへの意欲が高い傾向にあるため、優秀な人材の採用にも繋がりやすい手法です。

まとめ

本日は、エンジニア採用での採用広報についてお伝えしてきました。

採用広報は、求職者の価値観の変化や採用難などを受け、近年注目を集めています。そんな採用広報には、母集団形成の助けになるだけでなく、ミスマッチが軽減できたり採用力強化に繋がったりとさまざまなメリットがあります。

エンジニア採用広報の施策には、エンジニア以外の職種の採用にも活用できるWantedlyやnote、イベントへの参加などのほか、エンジニア採用ならではのテックブログやエンジニア専用の採用ページなどさまざまです。

それぞれ違ったよさがありますので、自社のターゲットとする人材にはどのような施策が響くか、自社に合った施策はなにかを検討し、より効率的で成功しやすい採用広報を行っていきましょう。

HeaRでは、これまでの100社以上に行ってきた採用コンサルティングで得たノウハウをもとに、数多くの企業さまの採用広報を支援しています。

  • 採用広報施策がうまくいっていない
  • 採用広報をしたいけれど、どの方法が自社に合っているのかわからない
  • 採用広報に取り組むための工数が足りず取り組めていない

上記のようなお悩みを持つ採用担当者さまは、ぜひお気軽にHeaRにご相談ください。

採用コンサルティングサービス資料のダウンロード